2021.05.10

「ワイン文化を未来へ繋ぐ会」

長野県は「信州ワインバレー構想」により毎年ワイナリーや葡萄を栽培するヴィニュロンが増えています。
ワインは1代で終わる産業ではなく、何世代にも渡り続いていくものだと考えています。そんな中で日本ワインの認知は増えているとは思っていますが、まだまだ地元の方のワインの消費は増えてはいないように感じます。やはりワインは「お高い」イメージ(価格や敷居という意味でも)がついているように感じます。
ワインはできたものしか見たことがないかもしれないが、実際は葡萄づくりという農業からきているものだと知ってもらいたく、これまで地元の小学生を対象にジオヒルズワイナリーはワイン用葡萄の植樹を行ってきました。しかし植えただけで終わってしまい、これは子どもたちの学習になっていないなと感じていました。だったら葡萄の栽培体験学習を定期的に開催し、葡萄の成長過程を見てもらいながらその葡萄からどうやってワインができるのか、さらにその先の販売というところまでできないかと考えました。ちょうど地元に商業高校があり、だったら高校生にも体験してもらい、その中で自分たちでラベルを考えるということまでできればマーケティングの学習にもなるのではないか。このワイナリーという6次産業の強みを活かして、次の世代の子どもたちに経験してもらうことで彼らの人生の財産になれば。ワイン用葡萄の栽培が盛んで、今注目されている地元の小諸を少しでも誇りに思ってもらえれば。そんな想いからジオヒルズワイナリーの関係者が中心となり、「ワイン文化を未来へ繋ぐ会」は発足されました。

「活動報告」へ続く。

ジオヒルズワイナリー

〒384-0807 長野県小諸市山浦富士見平5656

0267-48-6422 お問い合わせ

Cafe

営業時間
10:00〜16:00
ランチ
11:30〜14:00(土・日・祝のみ)
定休日
不定休