About私たちについて

御牧ケ原の台地で育った
ブドウがワインとなり、
風に乗って多くの人に届くように。

「Gio」はベトナム語で「風」の意味をもち、
「GioHills」とは「風の吹く丘」の意味。
『ジオヒルズワイナリー』は、信州・小諸にある
御牧ケ原の小高い丘のような立地にたたずんでいます。

「御牧ケ原の台地で育ったぶどうがワインとなり、
風にのって多くの人に届くように」
との想いを込めてワインの醸造を行っています。

  1. Story

    御牧ケ原の大地から
    始まる物語

    ジオヒルズの物語は2002年、信州・小諸の御牧ケ原から始まりました。
    2002年にシャルドネ、2008年からはメルロー、2009年からはピノ・ノワールを定植し、少しずつヴィンヤードの面積を広げてきました。

    ジオヒルズワイナリーの代表である実父、富岡正樹は、島崎藤村ゆかりの宿である中棚荘の5代目荘主でもあります。
    藤村が「千曲川のスケッチ」に記した一文「もっと自分を新鮮に、そして簡素にすることはないか」。

    田舎に帰ったような懐かしさを感じつつ、来るたびに少しずつ新しいものが増え、新鮮に感じて頂けるような旅館に。
    この思いが旅館だけに留まらず、ワインへの情熱、ブドウ栽培、そして新たな自社ワイナリー設立へと駆り立てました。

    そんな父の想いや背中を見て育った長男・長女夫婦がこれから中棚荘を切り盛りし、自社ワイナリーの醸造を三男の隼人が担っていきます。

    父の背を見て育った子どもたちが大人になり、小諸へと帰郷し今度は自分たちの子どもにその想いを伝えていく。
    何代にも渡ってこの御牧ケ原の大地でブドウのようにしっかりと根を張って、力強く生きていくこと。
    そんな思いが詰まったジオヒルズワイナリーの物語は、まだ始まったばかりです。

  2. Spirits

    ジオヒルズに込めた想い

    ジオヒルズワイナリーがある御牧ヶ原は小高い丘のテーブルランド状のような台地で、風が吹き抜けるのが特徴的です。
    ベトナム語のGió(風)と英語のHill(丘)を合わせてGió Hillsという名称にしました。

    ベトナム語を用いたのは三男の隼人がベトナムで5年間ボランティアを経験し、ベトナム人の伴侶を得たことが影響しています。
    ベトナムでもワインを作っており、いつかジオヒルズワイナリーのワインもベトナムで飲んでもらえるような両国の架け橋となれれば。

    そしてベトナムだけでなく、この御牧ケ原の大地で育ったブドウがジオヒルズワイナリーでワインとなり、風に乗って皆様のもとへと届いたならば、これほど喜ばしいことはありません。

  3. Terroir

    ジオヒルズをとりまく環境

    御牧ケ原は元々海底だった場所が隆起した標高700mから800mほどの準高冷地です。冷涼な気候は昼夜の寒暖差がはっきりとしており、ブドウに豊かな酸をしっかりと残してくれます。

    四方から完全に独立したテーブルランド状の台地という全国的にも珍しい地形となっています。

    土壌は黄赤色の粘土を多く含んだ、ローム層が広く分布している強粘土質。
    この大地で栽培するブドウは、通常よりもゆっくりと時間を掛けて根を張っていき、年数が経てば経つほど、力強いブドウの樹へと成長します。

    降雨量が年間985mmと非常に少なく、ワイン用ブドウ栽培にとっては好条件の大地となっています。

Historyジオヒルズの歩み

2002 御牧ケ原で初めて、マンズワインの契約農家としてワイン用ブドウの栽培に着手。
シャルドネを888本定植。
2007 マンズワインで委託醸造した、オリジナルブランドの「中棚シャルドネ」を販売。
2008 メルローを定植。
2010 ピノ・ノワールを定植。
2011 メルローを醸造し、販売開始。
2015 定植から5年で、ピノ・ノワールを初収穫。
まだ量が少なく、東御市のアルカンヴィーニュにてスパークリングワインの原料となる。
新たにソーヴィニヨン・ブランを定植。
ピノ・ノワール100%で仕込み予定。
2016 株式会社ジオヒルズ設立
2018 シラー、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリ定植。
ジオヒルズワイナリー完成。
初醸造。
2019 ゲヴェルツ・トラミネール定植。
スパークリングワイン製造開始(1年熟成&3年熟成タイプ)。
2021 ピノ・ムニエ定植。

Veriety栽培品種

  • シャルドネ

  • メルロー

  • ピノ・ノワール

Messageメッセージ

  • 玉村 豊男

    エッセイスト・画家・ワイナリーオーナー
    1991年に長野県東部町(現・東御市)に移住し、2003年にヴィラデストワイナリーをオープン。
    2015年には2つ目のワイナリー「アルカンヴィーニュ」を立ち上げ、栽培・醸造・経営講座の「千曲川ワインアカデミー」を主宰する。
    長野県「おいしい信州ふーど(風土)」名誉大使。
    「信州ワインバレー構想推進協議会」会長。
    (株)ヴィラデストワイナリー代表取締役会長。
    日本ワイン農業研究所(株)代表取締役社長。

    中棚荘の富岡さんは、千曲川ワインバレー地域のワインぶどう栽培の先駆者で、これまでは委託醸造ブランドをつくっていたのですが、いよいよワイナリー建設に踏み出しました。
    ベトナムで仕事をしていた三男の隼人さんが帰ってきて、ベトナム女性と結婚して新しいワイナリーを経営することになったと聞いて、私は本当にうれしく思いました。

    千曲川左岸の小諸市にも、いよいよ本格的なインディーズワイナリーができるからです。
    GIO HILLS という名前も、いかにも爽やかな風の吹く丘の上の風景が感じられて素敵です。切れのよい酸をもつ、品のよいテイストのワインが、この丘の上から生まれることでしょう。

    私の個人的な希望としては、ぜひ、ワイナリーにベトナム料理のレストランをつくってほしいということです。繊細なベトナム料理と、千曲川の風の丘のワインは、きっとよく合うはずですから。

  • 中村 梅雀

    1965年(9歳)新橋演舞場『勧進帳』太刀持ち役で初代中村まなぶを名乗り初舞台。
    桐朋学園短期大学部演劇コースを経て1980年(24歳)劇団前進座入座、同年12月歌舞伎座公演で二代目中村梅雀を襲名。
    現在はフリーとして活動。

    ドラマのロケで初めて中棚荘にお邪魔して以来、長いお付き合いをさせて頂いております。
    シャルドネがやっと出来た時、その新鮮な美味しさに感動して、何本も取り寄せたものです。
    葡萄畑の作業のお手伝いをした事も良い思い出です。
    畑も大きくなり、葡萄の種類も増え、更にワイナリー設立。
    こんなに頼もしく嬉しいことはありません。
    ワイン造りは奥が深く、伝統的なノウハウもとても大切ですが、常識を覆す挑戦も大切です。
    ジオヒルズ・ワイナリーと富岡ファミリーの活躍を、心から応援します。

  • 宮本 隆治

    慶應義塾大学文学部卒業後、1973年NHK入局。アナウンサーとして、「NHK歌謡コンサート」、「NHKのど自慢」、「土曜スタジオパーク」など、数々の名物番組を担当。
    「NHK紅白歌合戦」では、1995年から6年連続総合司会を務める。
    同局エグゼクティブアナウンサーを経て、2007年4月から、フリーアナウンサーとして活動中。

    ワイン用のブドウ生産量日本一、実は長野県です。
    標高差、温度差、少雨、長い日照時間が日本一の要因です。
    長野県は4年前から「信州ワインバレー構想」を進め、新規ワインナリーの開設を後押ししてきました。
    そんな折、2015年、小諸市は国から「ワイン特区」の指定を受けました。
    それを機に中棚荘・五代目主人の富岡正樹さんは、新規ワイナリーの本格開設に乗り出したのです。
    正樹さんは新婚旅行で見たフランスのブドウ畑に触発され、いつか自分のワイナリーを持ちたいと思っていました。
    中棚荘は我が家にとって世界で唯一の定宿です。
    10年ほど前、俳優の中村梅雀さんの知人の紹介で初めて訪れ、その快適さに心が奪われました。
    一方、110年以上前、中棚荘の居心地の良さに感動した青年がいました。
    あの島崎藤村です。
    明治32年(1899年)、27歳の島崎藤村は旧小諸町に英語教師として赴任。
    中棚荘でも旺盛な文学活動を繰り広げたのです。
    完成されるワイナリーの名は「GIO(ジオ)HILLS(ヒルズ)WINARY(ワイナリー)」。
    「GIO(ジオ)」とはベトナム語で「風」を意味します。
    同ワイナリーの醸造責任者である三男隼人さんは、2010年、日本語教師としてベトナムに赴任。
    現地でグエン・ティー・ジエム・ミーさんと知り合い、2015年に結婚しました。
    ミーさんは、五代目女将の洋子さんを中心とした「チーム富岡」の強力な支援の下、信州暮らしに慣れて来ました。
    女将の洋子さんは750㏄の大型バイクを駆って単独・北海道旅行を敢行する「ナナ半ガール」。
    更に日本百名山を踏破している「山ガール」でもあります。
    また、長男直希さんと次男達也さんは、それぞれレスリングのフリースタイル、グレコローマン・スタイルの元日本代表。
    更に、ご主人正樹さん、長女志穂さん、三男隼人さんは、アルペンスキーの元選手です。
    「チーム富岡」はスポーツマン&ウーマンで固められているのです。
    鉄壁なチームワークこそが、「中棚ワイン」の隠し味だと思います。
    ワイン作りには「風通しの良さ」も大きな要素です。
    来年(2017年)秋、完成予定の「ジオヒルズ・ワイナリー」は小諸市の高台、御牧ケ原(みまきがはら)に建設されます。
    そこには常に清涼な風が吹き渡っています。
    119年前、島崎藤村が小説の構想を練った丘に、今日も新しい「風(GIO(ジオ))」が吹いてきます。

  • 鹿取 みゆき

    フード・ワインジャーナリスト
    東京大学教育学部教育心理学科卒業。
    新聞や雑誌など幅広い媒体で日本のワインを紹介する一方で、現場の造り手たちのための勉強会、消費者との交流の場をプロデュースするなど、多方面で日本ワインの発展に尽力。
    また官能評価についても関心を寄せ、取材を続ける。
    総説論文「日本におけるワインテイスティングについて」が日本味と匂学会誌 Article of the Year 2009賞を受賞。
    著書に『においと味わいの不思議 知ればもっとワインがおいしくなる』『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』(いずれも虹有社)。
    東京大学空間情報科学研究センター協力研究員。

    長野の老舗旅館がワインづくりを開始、優しくまろやかな赤をお試しあれ。

    異業種からの参入が増えている日本ワイン業界。証券会社出身の人もいれば、医者や通訳など、ワインづくりを始める人たちの業種は本当にさまざまです。そんななか、長野県小諸市の老舗旅館が2018年秋にワイナリーを立ち上げようとしています。旅館の名前は中棚荘。明治時代に創業して100年以上の歴史をもち、島崎藤村に縁のある宿としても知られています。

    ブドウ栽培を始めたのは、16年前の2002年。「小諸の風土を活かした農産物で、訪れるお客様をもてなしたい」と願う5代目の富岡正樹さんがブドウ園を拓いたのです。中棚荘の食事処で使う蕎麦も小麦も自分たちで栽培するのが基本です。畑は宿からクルマで10分ほどの、浅間山を望む御牧ヶ原の高台に位置しており、長野県のブドウ栽培地としては比較的冷涼な気候条件にあります。15年には三男の隼人さんがベトナムから帰国。東御(とうみ)市にあるワイナリー「アルカンヴィーニュ」が開催する千曲川ワインアカデミーでブドウ栽培やワイン醸造を学び、事業に参画してからは、ワイナリー設立の夢もいちだんと現実を帯びてきました。設立するワイナリーの名前も「ジオヒルズ」と決まりました。

    「ジオは英語で『大地』を、ベトナム語で『風』を意味しています。大地で育まれたブドウがワインとなり、風のように飲み手に届いてほしい」と隼人さんは話してくれました。16年の収穫からは、隼人さん自身がアルカンヴィーニュでワインづくりに携わるようになり、シャルドネもメルロもスタイルががらりと変わりました。今回ご紹介するメルロは、質感がずっとやわらかくなり、まろやか。まるで飲む人の心まで優しく包んでくれそうな味わいです。こういうメルロこそ、日本ワインらしいと思うのです。

    栽培品種はシャルドネとメルロが主体ですが、2009年からはピノ・ノワールの栽培も始めました。化学合成農薬を極力使わない、環境に配慮した栽培も続けています。中棚荘でこのワインを飲んだ、ブルゴーニュワインの大家と言われるマスター・オブ・ワインのジャスパー・モリス氏(左端)とブルゴーニュのワイナリーの当主のエチエンヌ・モンティーユ氏(右端)も新生ジオヒルズのワインを絶賛していました。

渡辺香津美&押尾コータロー応援メッセージ

ジオヒルズワイナリー

〒384-0807 長野県小諸市山浦富士見平5656

0267-48-6422 お問い合わせ

Cafe

営業時間
10:00〜16:00
ランチ
11:30〜14:00(土・日・祝のみ)
定休日
不定休