2021.05.19

「ワイン文化を未来へ繋ぐ会」活動報告Vol.1

4/22(木)に「ワイン文化を未来へ繋ぐ会」として初めての活動になる植樹のイベントを行いました。
参加してもらったのは、地元の小学校2校と高校生に参加してもらいました。

グループごとに分かれてもらい、1グループ5名ほどで作業開始。
葡萄はつる性の植物なので、植樹した樹から芽が出て支柱に巻き付き伸びていきます。なので、植樹の際は支柱も入れる必要があります。
作業としては、穴掘り→堆肥入れ→支柱刺し→支柱縛り→苗木植え→土いれ
のような流れとなります。

穴掘りは高校生の仕事。慣れない作業と御牧ヶ原特有の粘土土で重労働です。
刺した竹を紐で固定します。ここでしっかり固定していないと風で竹がずれて、伸びた葡萄も曲がってしまいます。
ちゃんと芽が出ますように

2時間半ほど植樹をしてもらい、40本弱を植えてもらいました。
最初はぎこちなかったグループも一緒に作業をすることで、次第に打ち解けて作業していました。
普段なかなか交流機会のない小学生と高校生が葡萄の植樹によって交流、親睦を深められたいい機会になったようです。
高校生も率先して、作業して小学生に教えたり教えられたり(小学生も本当に賢いですね)と自分たちで考え、楽しみながら作業していました。


葡萄の植樹を通して、こうした交流ができたことはとても有意義でした。
今回植樹してもらった苗木はピノ・ムニエというシャンパンの原料にも使われる品種で、収穫するのは最低でも3年後(御牧ヶ原は痩せた粘土なので、4年後を目途に)ジオヒルズのスパークリングワインの原料となる予定です。
みんなに植えてもらった苗木に実がつき、スパークリングとなるまでに長い長い年月がかかりますが、この御牧ヶ原でどんな葡萄になり、スパークリングになるのかこの地で見守っていきたいと思います。
そして子どもたちに植樹から葡萄の成長を観察してもらい、ワインになるまでの学びの場を提供させていただき、協力していただいた学校の先生方や小諸市農林課など関係各所に感謝申し上げます。
この学習は子どもたちの未来への種まきの活動です。一人一人、どんな芽が出てどんな成長をしてくれるのか。今からワクワクしています。
子どもたちにとってワイン産業と小諸という場所が誇りになるよう、私たちも活動してまいります。この活動を通して一人でもワイン産業に携わってくれたらこれほど嬉しいことはありません。
またこの記事をご覧の皆様に少しでも共感していただけたら幸いです。

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また今回の植樹の記事を地元の新聞社に取材して頂き、記事になりましたのでよろしければそちらもご覧ください。
https://ameblo.jp/idem2007/entry-12671658879.html?fbclid=IwAR2sn3m7LVSQbMUDFJznOikJfBoq33lTsXxjc95NjSy_u4tnwXVz6LHxxWE

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